振り袖を着ることができなかった新成人たち

日本では毎年1月15日が『成人の日』として祝日でした。

『成人の日』は、満20歳の男性、女性が大人になったことを祝うイベントです。

そのため『成人の日』には全国各地で成人式が行われていました。

大学の関係で他県に行っていても、成人式に参加する時は今住んでいる場所ではなく、自分が育った場所でした。

故に成人式に出席することは、ある意味で言えばちょっとした同窓会みたいなモノでした。

しかし、成人式で成人として祝われているヒトが、成人式の会場で暴れたりヤジを飛ばしたりする様になってから『荒れた成人式』とメディアで毎年言われる様になりました。

ところが、今年の成人式は違う意味での『荒れた成人式』になってしまったのです。

その理由は、振り袖などをレンタルしている貸衣装屋『はれのひ』が成人式当日にレンタル契約しているヒトがいるのにも関わらず、振り袖を持って来なかったことです。

そのため、そこで契約していた新成人達は振り袖や袴を着ることが出来ず、お金も持ち逃げされたようなモノで、1生に1度しかない『成人の日』や成人式の思い出が最悪なモノとなってしまったのです。

しかも、被害者は成人式に出席する若者たちだけでなく、『はれのひ』が入っていたホテルも被害者なのです。

とはいえホテル側がもっとしっかりとしていたら防げることができたトラブルだったのかもしれません。

成人式は一生に一度しかないイベントで、女性が振り袖を着る機会も滅多にありません。

本当だったら自分も振り袖を着て成人式の会場で高校時代の友達と会話して楽しい時間を過ごすことができていたのに、という被害者の気持ちを考えるとお金だけでは解決できないことなのです。

違約金を払えばいい、というわけではないのです。